トイプードルが仰向けになる理由は

毛で覆われていないお腹をみせるのは動物にとって弱点を見せるということ
人間社会でも「腹を見せる」、「腹をわって」なんて言葉があるように、トイプードルやもちろん他の犬にとっても相手に対してよほどの信頼を置いていない相手でないと腹をみせることはありません。
ただ、信頼しているという意味ではなく、違う意味を示している場合もあるようです。

１．服従腹みせ
自分より強い人に対して、降伏・服従すると言う意味での腹見せ

２．恐怖腹みせ
大きな犬や怖い人が来たときにすかさずごろんとお腹を見せるのは降参腹見せ
いわゆる恐怖からの腹みせで服従はらみせとの違いは、尻尾がおなかにくっついているようです。

３．あまえ腹みせ
近寄るとおなかを見えてごろ～んとなる犬がいます。これは、生後まもない子犬が母犬にみせる
行動でその体制のままおしっこをしちゃう場合がありますが、同じような行動をするときは、お母さんと
思っているのかもしれませんね♪

４．おねだり遊んで腹みせ
これは、犬と飼い主の生活の中で犬が覚えた腹見せで、お腹をみせてなでる行為と
なんらかの行動が結びついた時に起こります。
怒られたときにお腹をみせると飼い主がゆるしてさすってくれたり、遊びながらお腹をさすって
あげるという行為をしたときに、過去の経験として結びつけるようになるんですね。

一概に腹みせといっても犬によってさまざまな意味の違いがあるようです。
腹みせの種類や犬の気持ちがわかるようになったらいいパートナーといえるのかな♪